野菜の種
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[豆 類]
- いんげん
- 「サヤインゲン」にはカロテンやビタミンA、B群、C、カリウム、カルシウム、リン、食物繊維などが多く含まれています。カロテンは細胞の老化防止や抵抗力をつける効果があり、ビタミンB群は疲労回復などに効果があります。また食物繊維には腸を整える働きがあり、カルシウムには骨の強化やイライラの回復に効果があり、カリウムには体内の水分量を調整してむくみ解消の効果があります。
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- えだまめ・だいず
- 枝豆は大豆の未熟なものであるため、栄養分も大豆によく似ています。タンパク質、ビタミンB1、B2、食物繊維、カルシウムが豊富です。脂肪も野菜の中では多く、そのためカロリーは高めです。大豆にはないビタミンCが多いのも特徴です。特にタンパク質は動物性タンパク質に似たアミノ酸組成のためとても良質です。
中でもビタミンB1は、アルコールの代謝促進作用が二日酔いを防止したり、肝臓の負担を少なくするので、「ビールのおつまみに枝豆」は、大変理にかなっています。ただし、消化吸収がよくないので、よく噛んで食べましょう。
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- えんどう
- マメ科の野菜で、中央アジアから地中海沿岸が原産です。必須アミノ酸であるリジンを多く含み、またビタミン類や食物繊維を豊富に含んでおり、栄養豊富な食材として一般に広く普及しています。疲労回復効果・美肌効果・動脈硬化を予防する効果があります。
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- そらまめ
- タンパク質、ビタミンA、B、C、鉄分など、栄養価の高い豆で、抗酸化物質が含まれていることで注目されています。ただし、その成分は、薄皮の部分に多く含まれているので、調理方法に工夫しましょう。収穫時期が短いので、旬を楽しむことのできる野菜のひとつです。