野菜の種
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[根菜類]
- だいこん
- 胃の機能を回復させ、消化不良を解消させます。消化酵素「ジアスターゼ」、「アミラーゼ」や、解毒酵素「オキシターゼ」が消化促進からガン予防まで力を発揮します。
- トウ立ち
- だいこんの場合のトウ立ちとは、根が太らず花が咲いてしまう状態をいいます。発芽するときに低温(約12℃)に遭うと発生するもので、特に春蒔き栽培において気をつけなければなりません。この時期にはトウ立ちしにくい晩抽性品種もありますので、そういったものを選ぶのがよいでしょう。ただし晩抽性の品種でも春の気温の不安定な時期に早蒔きすると3~4日のちがいでもトウ立ちすることがありますので、十分注意し、極端な早蒔きは避けてください。
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- か ぶ
- だいこん同様、消化酵素の「ジアスターゼ」や「アミラーゼ」が豊富で消化・吸収を助けてくれます。葉は黄緑色野菜で、カロテン、ビタミンB1、C、鉄分、カルシウムなどを多く含みます。
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- にんじん
- にんじんはβカロチンが豊富です。βカロチンは抗酸化作用を発揮して活性酸素による害を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つはたらきがあります。そのほか、食物繊維、ビタミンB1、B2、Cのほか鉄分やカリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含み、生活習慣病の予防に役立ちます。にんじんの葉も緑黄色野菜で、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。天ぷらなどにして食べましょう。
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- ごぼう
- セルロースなどの食物繊維を多く含み、整腸効果が高く、糖尿病・動脈硬化・大腸がんの予防の効果もあります。