有限会社村田種苗店

一般社団法人日本種苗協会
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野菜の種

野菜の種

  • [果菜類]

    トマト
    トマトには、抗酸化ビタミンの「リコピン」が豊富に含まれています。「リコピン」は、ガンや生活習慣病・老化を防ぐと言われているビタミンです。熱にも強いため、煮込み料理やソースにして食べましょう。
    黄化葉巻病(オウカハマキビョウ)
    トマト黄化葉巻ウィルスの感染によって発生し、タバココナジラミで伝搬される虫媒性の病気です。病徴は茎頂部に葉の退緑や黄化、葉巻症状が現れ、生育障害や着果不良、裂果などを起こします。施設の開口部に防虫ネット(0.4mm以下)を張り、虫の侵入を防ぎます。圃場周辺の除草や登録のある殺虫剤を適切に使用することにより、虫の増殖を抑えます。本病害はタバココナジラミによって永続伝搬されますが、接触伝染や土壌伝染、種子伝染では発生しませんのでタバココナジラミの防除をきちんと行えば被害が増えることはありません。
  • きゅうり
    水分が95%で、歯切れの良さ、みずみずしさを味わう夏の野菜です。カリウムを含み、体の熱をとり夏バテ防止や利尿作用があります。ビタミンC分解酵素を含むため、酵素の働きを抑える働きのある酢やレモンを使うなど工夫をしましょう。
  • な す
    94%が水分ですが、ミネラルや食物繊維をバランスよく含んでいます。皮の色素の「アントシアニン」や、一般的にはアクと言われるクロロゲン酸などの抗酸化成分「ポリフェノール」が老化防止、動脈硬化の予防、ガンの発生や進行を抑制するなどの作用があります。また口内の熱をとり、粘膜などの炎症を治す効果もあります。
    なすの剪定
    なすは、長期間にわたって収穫できる栽培しやすい野菜です。5月頃定植したものは、6月頃から少しずつ収穫できますが、ひとしきり収穫して7月も終盤になると、株の勢いが弱ったり、枝葉が混み合って実に栄養が行き渡らず、採光も悪くなって、よい実が穫れなくなります。そうなったら8月中旬くらいまでに株を更新するための剪定(切り戻し)をします。主枝、側枝の基部の葉を2~3枚残して切り取ってしまいます。新しく元気な枝が伸びて、9月になれば美味しい「秋なす」が収穫できます。ただし、再び収穫できるまでに30日くらいかかりますので、複数の株がある場合は、更新剪定をしないものも残しておくと続けて収穫が楽しめます。
  • おくら
    納豆やヤマイモのようなねばりがあり、栄養価が高いです。ねばりの元は食物繊維の「ペクチン」とタンパク質の「ムチン」で、ペクチンは、整腸作用やコレステロールを下げる働きがあります。また、血糖値の上昇を抑え、糖尿病の予防や治療にも効果を発揮します。
  • かぼちゃ
    カロテン、ビタミンA、C、E、カルシウムを豊富に含んでいます。
    これらには、抗酸化作用があり、ガン細胞の発生を防ぎます。また、カロテンには、粘膜を丈夫にし、風邪などに対する抵抗力効果もあります。種にはリノール酸が含まれており、殻を割ったり、から煎りしたりして食べると動脈硬化の予防に効果があります。
  • ズッキーニ
    見た目はきゅうりのようですが、「ペポかぼちゃ」に分類されるかぼちゃの仲間です。ビタミンCや食物繊維を含み、皮膚や粘膜を保つ働きがあるビタミンB2も、余分な塩分を排出する働きがあるカリウムも含んでいます。クセのない淡白な味わいなので、ナスのようにさまざまな料理に活用でき、煮込んでカレーやスープ、天ぷらやフライなど揚げ物にもおすすめです。
  • とうもろこし
    胚芽部分にはビタミンB1、B2、E、リノール酸が含まれているので動脈硬化の予防効果があります。食物繊維が多いため便秘に効果がありますが、種実の表皮が固いため消化が悪い面があります。
    スイートコーンといえば実粒が黄色と白色の2色の「バイカラー」タイプが主流でしたが、近年は、黄色一色で甘みの強い「イエロー」タイプが食感、食味ともに消費者の評価を得て市場を活性化しています。生産者にとっても「イエロー」タイプの管理のしにくかった部分が改良され、生産者と消費者の両方にとって新しい品種が登場しています。
  • すいか
    水分が多いのが特徴で、カリウムが多く、利尿作用や血圧低下作用があります。強い利尿作用を持つシトルリンという特殊成分が含まれていて、腎臓病だけでなく、心臓病や高血圧、むくみを取るのに有効です。
  • メロン
    メロンにはカリウムが多く含まれています。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する効果があり、水分の多いメロンの利尿効果によってその効果が更に高まります。
    また、メロンにはビタミン、繊維質が多く含まれており、お肌の美容や整腸にも効果があります。更に近年の研究で、高血圧を予防するとされるアミノ酸の一種であるギャバが多く含まれている事も判りました。メロン一個の含有量は、ギャバを多く含むギャバロン茶56杯分に相当します。
  • ピーマン
    ピーマンは、ビタミンC、Aを多く含んでいます。普通は熱に弱いビタミンCですが、ピーマンには熱に強いビタミンPも含まれているので、PがCを熱や酸化から守ってくれます。その為炒めたり、調理しても十分ビタミンCが摂れます。またビタミンAは、油で調理することで吸収率がアップします。炒め物など肉料理によく使われるのは、美味しく栄養価が高まる調理法です。ビタミンAは体の粘膜部分を丈夫にし、抵抗力をつけてくれますので、風邪の予防にも効果大です。